『明治維新の教え 中国はなぜ近代日本に学ぶのか』12月5日発売

2020-12-05

中信出版日本では、新刊『明治維新の教え —中国はなぜ近代日本に学ぶのか』を12月5日より全国書店、ネット書店で順次発売します。

本書では、中国の有名経済誌の主筆を務めるジャーナリスト馬国川氏が、日本で幕末から明治の史跡を訪ね、そこにまつわる人物や出来事と中国の同時代を比較考察、さらに現代の中国社会のあり方にも思いを馳せていく内容となっています。

中国で大きな反響を得たネット記事を編集した書籍『国家的啓蒙』の日本語翻訳版です。

日本の近代史をつづった文脈から、「中国の人から尊敬される明治の偉人」や「中国の人々が自国に対して思うこと」などを垣間見ることができ、未来の日中関係を考える上で新たな視点が生まれるはず。歴史ファンの方だけでなく、中国理解を深めたい方にもぜひオススメします!

【著者プロフィール】

馬 国川 (マー・グオチュアン/Ma Guochuan)
1971 年生まれ、河北省出身、ジャーナリスト
河北師範学院(現・河北師範大学)中文系を卒業後、中国経済体制改革雑誌社、経済観察報を経て、現在、中国経済誌「財経」主筆、「財経評論刊」執行主編。2016 年「国際交流基金」に招かれ、慶應義塾大学の訪問研究者として来日。著書に『大碰撞』(「2006 年十大良書」選出)、『重啓改革議程』(2013 年/第8回文津図書賞受賞/ 2016年に英語版)などがある。

【目次】

■第一篇 開国

・「黒船」が破った「泰平の眠り」
・羅森〜歴史に紛れ込んだ小人物〜
・なぜ侵略者の記念碑や像を建てるのか
・ハリス〜日本の鎖国体制を崩壊させたアメリカ人〜
・新島襄〜日本初の留学生の非凡な人生〜
・咸臨丸〜大和魂のシンボル〜
・千歳丸〜中国から持ち帰った教訓〜
・日本の「愛国賊」
・伊藤博文〜一人の「怒れる愛国青年」覚醒の道〜
・世界に日本を認めさせたければ法を守ることから始めよ
・井伊直弼〜開放的政治家はなぜ悲劇に散ったのか〜
・坂本龍馬〜日本改革の設計者〜
・佐久間象山〜世界に目を開いた最初の日本人〜
・徳川慶喜〜自ら歴史の舞台を退いた政治家〜
・寛容さがなければ、改革に未来はない
・西郷隆盛〜痛みを背負った悲運の英雄〜
・勝海舟の追及〜どんな近代国家をつくるのか〜

■第二篇 維新

・福沢諭吉〜国の啓蒙教育者〜
・日本の近代史に影響を与えた2冊の中国書
・明治遷都~世界の歴史に刻まれた成功モデル〜
・岩倉使節団~世界に知を求めて~
・頭髪革命~国民の頭に巻き起こった大旋風~
・米百俵の精神~腹が減っても人材を育てるべき~
・明治の「国退民進」
・大久保利通~真の「東洋のビスマルク」~
・三島通庸~権威主義体制下の能吏~
・江藤新平~日本の商鞅~
・板垣退助 ~「近代日本の最初の恩人」~
・渋沢栄一~政治より企業~
・岩崎弥太郎~胡雪巌との違い~
・古賀市兵衛~一企業家の功罪~
・横井小楠~明治維新に影響を与えた改革思想家~
・中村正直~西洋の清流を国民の心に~
・千葉卓三郎~憲法を起草した一小学校教師~
・田口卯吉~歴史への新たな視点~
・不平等条約改正の機会を逸した「愛国奴」
・1883 ドイツの手本に学ぶ
・日本立憲~決して踏まない「トルコの轍」~

■第三篇 かすみゆく「明治の夢」

・大津事件~一裁判官の勇気と責任~
・徳育論戦~どういう人材を育てるのか~
・中江兆民~日本帝国の盛衰を予言した思想家~
・内村鑑三~「国賊」となり民衆と対立しても~
・大隈重信~政治より大きな事業~
・久米邦武~国家のイデオロギーに挑んだ学者~
・田中正造~工業進歩の祭壇で犠牲になってはいけない~
・森有礼~自由主義から国家主義へ~
・山縣有朋~軍国主義理論の開拓者~
・愛国主義も軍国主義も我々の共通の敵
・日比谷焼討事件~大国台頭の夢遊病者~
・元老制度~明治憲法の致命的〝落とし穴〟~
・明治の死~終わりか、それとも始まりか~

【商品情報】

発売日 : 2020年12月5日
単行本(四六判・ハードカバー) : 392ページ
本体価格:2,700円+税
発行:中信出版日本
発売:CCCメディアハウス